- 食事の時にむせるようになった
- 食べこぼしが増えてきた
- 噛めない食品が増えてきた
- 口の中が乾くようになった
- 滑舌が悪くなった
上記の症状に心当たりはありませんか?原因は口腔機能の衰えかもしれません。
「口腔機能低下症」や「オーラルフレイル」という言葉を聞いたことがありますか?
【口腔機能低下症とは】
加齢により口腔内の「感覚」「咀嚼」「嚥下」「唾液分泌」等の機能が少しずつ低下してくる症状です。
加齢だけでなく、疾患や障害など様々な要因によって口腔の機能が複合的に低下している疾患で、「口腔機能低下症」は、検査結果に基づく疾患名です。
【オーラルフレイルとは】
オーラルは「口」、フレイルは「虚弱」という意味の言葉です。
わずかなむせや、食べこぼし、活舌の低下といった、口腔機能が低下した状態を示すものです。
疾患名ではありませんが、加齢によって歯やお口の機能が低下し始めた兆しであると同時に、口腔機能低下症の疑いが強い状態を意味します。
「オーラルフレイル」や「口腔機能低下症」はそのまま放置していると、さらに深刻な「口腔機能障害」へ進行する可能性もあります。
全身の健康にも影響を及ぼし、寝たきりや要介護のリスクをも高めてしまいます。
ですが適切な対応をすれば、進行を防ぎ健康な状態に戻せる可能性がある段階です。
早めに診断・対処していくことが大切です。
たかもり歯科医院では「口腔機能低下症」の精密検査を実施しています。(保険診療です)
1回の検査に45分~1時間ほどお時間をいただきます。
診断後、訓練(トレーニング)が必要な場合には指導いたします。
検査は若い方でも受けることができますが、65歳以上の方限定で、口腔内年齢を記載した用紙をお渡ししています。
【初診・再初診の方】
カウンセリングや診断が必要となるため、初診日当日に口腔機能低下症検査はいたしません。
再度、来院頂いた時に検査を実施いたします。
カウンセリング時またはご予約時に、検査を希望する旨をお申し出ください。
【既に来院されている方】
口腔機能低下症検査を受けたい旨を、当院スタッフまでお申し出ください。